答え合わせの「ひとり旅」
【The reason why I travel alone is ...】
ここ数日、Twitterでぼちぼち呟いてるようにひとり旅をしている。
すると「一緒に旅行しましょう!」と誘ってくれる方が多くいらっしゃる()のだが...ここでは、私にとっての旅とは何か、なぜひとり旅をするのかを整理したい。そして、あなたにとっての旅が何かを考えるきっかけになれば...と思う。
「Facebook にかくための旅なんてしたくないんだよね」
モネ展に行く前に寄ったカフェで、2ヶ月ぶりに会った元 flatmateが言った。
Flatmate とは同居人、ルームシェアをしてる人同士を指す言葉
私はオーストラリアに留学中、ホームステイをしていたので、その時に一緒に住んでいた女の子
彼女も独特の世界観を持ち、何度も振り回されたものだ...(見知らぬ地のショッピングモールで置き去り事件等)
そんな彼女が発した言葉。
私もその頃から「2人以上の旅」に違和感...を遥かに超えたイラつきを感じていた
でもそのイラつきは彼女の意図したい事では無かったようだ(彼女はひとり旅も集団旅行も卒なくこなすタイプ)
私は考えてみた。
なぜ複数での旅行が苦手なのか。
そして辿り着いたのは、同行人を正確にアテンドする事に集中しすぎて「全く楽しめない」という答えだった。
どのバスにのればいい?どの道に行けばいい?何時にホテルでたらいい?で、どこいくの??
質問攻め。
それに瞬時に応答できるようにするためにかける準備期間
一度教えた事を何度も答えるイラつき
私の脳内メモリーを丸ごと移植したい、そう思うほどのイラつき
私は、同行人に「自ら考える」ことを求めてしまうのだ。金魚の糞みたくついてくるなと(元から連むのが大嫌い)
では、その答えは果たして合っているのだろうか...?? これまでの一人旅は完全なる「ひとり」ではなく現地の人と合流したりしていた。
【よし、ひとり旅してみよう!】
そしして始まった、答え合わせの「ひとり旅」も終盤に差し掛かってきた。
どこへ行き何をするか、全て私のために時間を使う事ができる。
時には無駄になる事だってある。
目的が果たせない事ばかりだ。
それでもいい。私は失敗からこそ、学びや得るものがあると思う。
計画通り進める事はある種の能力であり、大切な事だとおもう。しかし、それと同じくらい、もしくはそれ以上に大切なのは「イレギュラーに対応する能力」であると考える。
ひとり旅はこの「計画する力」と「イレギュラーに対応する力」を同時に鍛える事ができる。
(ひとり旅ハプニング集は後日掲載)
そして、移動中の時間さえも初めて見る景色に思いを馳せ、ひとり物思いに耽る事ができる。
本当はもっと沢山書きたいことがあるけども、とりあえずこの辺りに収めておこう。
答え合わせの旅は正誤を確かめるものでは無い。思考レベルを新たにリフトアップさせるものだと思って欲しい。そして、それはまだ道半ばである...
( to be continued)